ビスの芸術散歩

心に残ったドラマ、映画、劇などを綴ります。

そして、生きる

有村架純が出ているwowow作品には外れがない。

 

『そして、生きる』もその一つだ。

 

東日本大震災へのボランティアをきっかけに出会う大学生の男女、

そこから始まる恋。友情。

 

話は大学卒業後まで進み、壮大なエンドロールの音楽が重なるにつれ、さらに絡み合う。

 

正直、有村架純演じるヒロインの妊娠、流産、

さらに結婚相手の逮捕、子供を育てながら夫を待つという怒涛の展開にはかなり驚いてしまった。

 

そちらの方向へ話が向かうのね、、と驚いている間にどんどん進んでゆく。

物語のはじめはあんなに穏やかだったのに、、、

 

そんなところもどこか『いつかこの恋を思い出したらきっと泣いてしまう』に似ている。

物語の雰囲気、有村架純演じるヒロインの芯がありつつ、自己犠牲を払う性格等、

かなり似ている部分が多かったように思う。

 

ストーリーとしても、私は『いつかこの恋を思い出しらきっと泣いてしまう』に引っ張られ、

有村架純と坂口健太郎が、最後には結ばれはしないかと淡い期待をしてしまったが、

本作は恋を超えた友情へと話は落ち着いた。

 

今回、岡山天音演じる有村架純の夫の役柄にかなり惹かれた。

地元にいる”いいやつ”であり、そういった役柄に私はめっぽう弱い。

 

『コントが始まる』でも、地元の”いいやつ”である仲野太賀に惹かれた。

 

そういえば、『コントが始まる』と『大豆田とわ子と3人の元夫』の感想をまだ書けていない。もう放送から1年が経ってしまった。なんと月日はあっという間なのだろう。

勿体ぶらずにさっさと書き起こそうと思う。